3歳児chibiと病気について
「3歳になりましたよ💕」
主でございます
chibiは3歳を迎えることが出来ました
ハリネズミの3歳というと人間の50歳あたりとのことですが、ハリネズミ界では高齢者となります
chibiはもうお婆さん??
「なんだか失礼ですよ❗️」
病院で聞いた話によりますと…
ハリネズミは1歳半頃から病気が現れやすくなるそうです
そのため健康診断は2歳を過ぎたら半年に1回は受けた方が良いと聞いていました
chibiは今年の春先にも健康診断を受けています
エコー検査・口の中・耳の中・皮膚・検便などです
血液検査・レントゲン撮影はありませんでしたが、異常は見つかりませんでした
つい先日chibiに病気が見つかりました
病名は『椎間板ヘルニア』です
「chibiの腰がねぇヘルニアだって言われたんですよ」
ブログには元気で可愛いchibiを残したいと思っていますので、ブログを始めた当初から病気のchibiを書く事はしないと考えていました
しかし、ハリネズミの椎間板ヘルニアについて調べてみても、本にもネットにも情報がほとんどありません
『ハリネズミは高齢に伴い椎間板ヘルニアになりやすい』といった一文ぐらいです
そのため、もしchibiの症状が他の子の参考になるなら…
今回は病気について書いてみる事にしました
とはいえ~
現在のchibiは元気ですのでご安心くださいね
「chibiは元気ですよ❗️」
ー 椎間板ヘルニア ー
人にも多い病気のため広く知られていると思います
簡単に言いますと、椎間板の中に存在する髄核というゲル状の組織が外に飛び出してしまった状態です
それによって神経が圧迫されて痛みや痺れが起き、酷くなると下半身に麻痺が生じます
ー 原因 ー
遺伝・外因性・老化などが挙げられます
ハリネズミには高齢に伴い…といった文面をよく目にします
ー 治療法 ー
一般的に運動療法やコルセット・ブロック注射・手術などがありますが、現状ハリネズミには治療方法がありません
注射も出来ず手術も出来ないと言われています
本日は文章だらけで、とても多くなっております
出来るだけまとめてみましてが、なかなか簡潔とまでは…💧
*** 3歳児chibiと病気について ***
chibiの症状からハリネズミに以下の様子が見られたら注意が必要と思います
・なんだか元気がない日が続く
・フードの食べる量が減っている
・寝床で眠らない日が続く
・トイレを使える子が粗相をするようになった
「しんどいんです…」
椎間板ヘルニアが判明した経過などなど…
7月初旬
◆ 部屋んぽとトイレに変化
ー 部屋んぽ ー
散歩をあまりしなくなった
夏にはよく見られるため、それほど心配しなかった
猛暑も関係しているのでは?と考えていた
ー トイレ ー
キレイ好きのchibiが頻繁に粗相をするようになった
今までは遊具・砂場・トイレのどれかを使っていたのに、敷布の上でもするようになった
そのためケージ内は布からペットシーツへ、リビングにもペットシーツを敷くようになった
7月中旬
◆ ふやかしキャットフードを残し始める
その後10日程で体重が10gも落ちてしまったが、ミルク・肉類・コオロギは変わらず食べるため、偏食かな?と思ってしまった
7月下旬
◆ chibiの野良寝が続く
夜だけでなく昼の明るい時間でも巣箱に入らなくなった
エアコンは点いているものの猛暑日が続いていることと関係があるのかと思い、ケージ内の設定温度を下げる
(↑不調時にコレはダメな行為です)
7月27日
◆ ふやかしキャットフードを全く食べなくなった
ミルク・肉類・コオロギは変わらず食べるので、試しにハリネズミフードをドライのまま出すと少し食べた
7月30日
◆ 嘔吐をし夜間動物緊急診療所へ行く
夜の添い寝中にchibiが吐いてしまった
毛布に一緒にくるまっていたため、暑くて吐いたのかと考える
ケージに戻しても出たいと暴れ、その後部屋に出てから2度酷く嘔吐した
その後タクシーで深夜に病院へ行く
夜間動物緊急診療所では血液検査が出来ないとのことで、エコー検査をするが異常は見られなかった
先生からは吐き気止め注射と点滴注射で、しばらく様子を見れば良いとの事
心配であれば掛かりつけの病院で血液検査をと言われる
7月31日
◆ 診断書を持って病院へ行く
chibiは乗り物酔いをするので、主だけ病院へ行き薬を処方してもらう
先生から心配のしすぎは良くないと注意をされ、元気が出るようビタミン系の薬をもらう
8月8日
◆ また元気が無くなってきた
病院以降は元気が戻ってケージ内で遊ぶようになっていたが、この日以降また寝てばかりとなってしまった
この頃はもうダメかも…と思っていました
8月14日
◆ 夜、少し吐く
8月18日
◆ 病院で精密検査を受ける
血液検査・レントゲン
ここで椎間板ヘルニアと判明する
chibiの粗相にも合点がいきました
心配のしすぎは良くないと言われたのですが嘔吐も見られたため、3歳検診と理由付けをして血液検査を依頼しました
その際にレントゲンも見てみたいとお願いしました
結果、血液検査には異常が見られませんでした
レントゲンでは肺に少し影がある事と椎間板ヘルニアの症状が見られました
レントゲン写真は素人の私が見ても異常個所が分かりました
肺の影は野良寝による風邪だと思われ、椎間板ヘルニアによって神経に痛みを生じ、風邪によって息苦しさもあったようです
8月21日
◆ 朝、少し吐く
薬が効いてきたのか、夜から食欲が戻ってきた
現在
◆ 投薬を継続中
「chibiは大変だったんですよ❗️」
レントゲンをお願いして良かったです
なにせエコーも血液検査も異常なしですから~
とはいえハリネズミの血液検査での基準値は発表されていないらしく、他の動物を基準にするしかないようです
まだまだ分からないことが多いハリネズミ
治療法が確立されていない以上は病院の先生の経験と知恵に頼るしかありません
現状は投薬を続けていくことにしました
先生曰く『元気の出る水薬(食欲が出る薬や整腸剤などが入っているらしい…)』と『痛み止めスプレー』
もう一つ
神経系の病気にはビタミン剤が良いと聞いたことがありましたので『ビタミン剤』もお願いしました
ちなみに…
飲み薬の『元気の出る水薬』と『ビタミン剤』はそれぞれ10日分で4,000円です
えっと…
1ヶ月で24,000円!? 飲み薬だけで!?
ただいまビタミン剤は市販品にしようかなぁ~などと思案中です
「頑張って稼いでくださいね~♫」
そして現在のchibiは、運動量は減ったものの元気に過ごしています
まだ下半身の麻痺は出ていません
動けるうちはchibiの好きなようにさせたいと思っています
短時間ながら回し車でハッスルもしています
「いえ~い♪」
ふやかしフードは全く食べなくなりましたが、ドライフードを食べるようになりました(普通は高齢になるとふやかしを好むようになるはずなのですけど…)
それも何故か今まで食べられなかったハリネズミフードを好むようになりました
特に『ハーリーの主食グロース』(幼少期・食欲不振用)はとっても美味しいようです
ばりばり…
「美味しいですよ❗️」
ドライフードは腐敗の心配がなく常設が可能です
食べない事の方が心配なので日中・夜間に常設してみたら~
chibiさん大幅に太ってしまいました💧
ハリネズミフードはカロリー表示などの義務がないので、キャットフードと比べて体重管理が難しいです
「うんま~い♫」
むちむちまるまるchibiさん
食欲が安定したらセーブが必要ですかね
野良寝をやめて巣箱で眠れるようになりました
💤…
野良寝の防止に寝袋を置いていたら〜
その後も寝袋でも眠れるようになりました
ごそごそ…
寝袋が苦手だったはずなのに不思議です
夜中の様子を覗いてみると…
「今日は寝袋で寝ます❗️」
「やっぱり巣箱も捨てがたいです~」
移動しながら眠る日もあれば、どちらか一方に収まっている日も〜
野生では寿命2~3年のハリネズミ
飼育下では5~10年・4~8年などと言われます
しかし、犬猫などと違いフードの規制もなく病院での治療法が確立されていない以上、やはり野生と寿命の大差がないように感じます
1日でも長生きしてほしいものです
「お薬…頑張ってみます」
この夏いろいろな事がありましたが、chibiは今日も可愛い顔を見せてくれています
3歳のお誕生日おめでとうchibi✨
ー おまけのpoppo ー
最近のpoppoはとっても甘えん坊さんになってしまいました
朝、主が仕事に出掛ける支度を始めると以前なら…
「まだ終わらないの❓」
足元でおとなしく一人で遊んでいました
しかし最近では、
「まだなの❓」
ごそごそ…
「よいしょっ♫」
主の膝に飛び乗ってきます
落ちないように椅子の上であぐらをする羽目になっています
「poppoもお手伝いするもん♫」
せっかく冷房の効いた部屋で準備しているのに、poppoのおかげで朝から汗だくです
どうしてこんなに甘えん坊になったのかなぁ??
ではでは長々と失礼いたしました